心疾患とは、様々な要因によって心臓に不調が出る疾患の総称です。
心疾患は日本人の働く世代(40-50
代)の死因で、悪性新生物(がん)に次いで2位となっており、増加傾向にあります。
今回のゲノム解析対象でるあ「心筋梗塞は、心臓を動かす筋肉(心筋)に血液を送る冠動脈に、血中コレステロールがたまり起こる疾患です。
そして同じく「心房細動」は、不整脈の一つで、心房が小刻みに動き、痙攣する状態のことをいいます。
心房細動によって血がよどみ、血栓を引き起こすこともあります。
40〜50代の死因疾患
また、心疾患の発症には、多くの遺伝子がかかわっていることが近年の研究により報告されています※1。
心疾患の体質リスクが高い人は、他の人に比べて環境リスクが少ない場合でも発症してしまうことがあるので、特に注意しましょう。
性別・年齢階級別 心疾患患者数
心疾患の年齢別にみた死亡率
など
など
ご自身の体質リスクに留意し、生涯発症させないよう上手に予防しましょう。